太ると血流にも影響が!?肥満のタイプと血行促進食材

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こんにちは、クルームです。

緊急事態宣言の発令から1か月以上経過し、身体がだいぶ固まってしまった方も多いかもしれませんが、皆様はいかがお過ごしでしょうか?

私は先日、知り合いと一緒に練習会をしました。

1か月以上も店の営業をしていなかったので、手の感覚が鈍っているかと不安になりましたが、何とか大丈夫そうです^^

ただ、こういう練習会では全身をしっかりほぐしあうというよりも、「背中」「腰」といったパーツだけをほぐしあうため、『いつも何をしてたっけ?』と考えることもしばしばありましたが・・・^^;

さてさて、皆様の身体はいかがでしょうか?
緊急事態宣言で運動量が減ってしまって太ってしまったという方も少なくないかもしれませんね。

今日は、そんな方へのブログを書いてみようと思います。

肥満タイプを考えてみる

太ってしまう原因の一つは血流の悪さ
血流が悪いと老廃物が体内に蓄積されやすいだけではなく、代謝が悪くなることで脂肪の燃焼が妨げられてしまうというものです。

他には、身体の芯の冷えなどにより腎臓などの内臓の機能が低下してしまうことで体内に水分をため込んで起こる水太りや、油っぽいものや辛い物の食べ過ぎや単なる食べ過ぎから胃の機能が暴走してしまうことで更に食べてしまうという悪循環による肥満、栄養の偏った食生活を続けることで食べ物の消化・吸収がうまくできないことから起こる肥満がなどが考えられます。

どれがご自身のタイプかを判断するために、簡単な症状をあげてみますね。

「肌に弾力が無く、脛をゆっくり押した後に肌が凹んだままになってしまう」・「冷え性」という方は水太りの可能性があります。

「胸やけがしても、すぐにお腹がすいてしまう」・「暑がりで、冷たい物をすぐに飲みたくなる」という方は、胃の機能が暴走しているかもしれません。

「軟便や便秘」・「腹部の膨満感」・「身体が重だるい、疲れやすい」という方は食べ物の消化・吸収がうまくできないことから起こる肥満が考えられます。

あくまでこの3つは太り始めたきっかけの一つで、結果的に血流が悪くなり更なる肥満を呼んでいるということもあります。

まずは血流チェック

太りだした原因は分からず、すでに血流が悪くなっている方も多いかと思いますので、簡単な血流チェックをしてみましょう。
チェック方法は二つあります。

(1) 膝~足首までの脚を見てみてみる。

脚に血管が見えていませんか?

これは、もしかしたら下肢静脈瘤という症状かもしれません。
症状がひどくなると、浮腫みや足のつりが出るだけではなく痛みを伴うこともあるようです。
軽度の場合はマッサージなどにより症状を和らげることもできますが、重度になってしまうと手術が必要になることもあるのだとか。

皮膚の色が白いほど血管は見えやすくなるため、
「血管が見える」=「血流が悪い」
とは一概に言えませんが、目安として常に脚の血管チェックをしてみるのも一つの方法です。

(2)舌の裏を見てみる

鏡の前で舌を上にあげ裏側を見てみると、二本の筋が見えませんか?

その二本の筋は静脈。
この静脈の色が青紫色が濃かったり黒っぽく見えると血流が悪くなっています。
ボコボコとしたこぶがあったり、色が黒っぽく見える場合は要注意!
血流が悪くなりすぎて脳卒中などのリスクが高まっているので、病院へ行かれることをお勧めします。

また舌を前に出したときに、舌の周りがボコボコと歯型がついている場合は、水分代謝がわるく、体内に水が溜まっている状態を表しています。

血行不良を改善するには?

皆さんの血行はいかがでしたでか?

血行不良は基礎代謝を下げてしまうため、エネルギーの代謝が低くなって老廃物の蓄積をしてしまったり、体内に水分を循環させる機能が低下してしまうために水分が体内に蓄積されやすくなるなど、肥満が肥満を呼んでしまうことになります。

さらに、熱が体内にこもってしまうことにもつながり、汗が大量に出るようになったり、熱中症になりやすくなる、動脈硬化や高血圧といった生活習慣病リスクも高まったりするので、血流の改善は日ごろから行っていきましょう。

当サロンでも提供しているタイマッサージでは固まった老廃物をほぐして体外へ促す効果もありますが、とりあえずは家でもできる食生活の見直しからしていきましょう。

血流改善にオススメの食材

茄子

ナスはほとんどが水分ですが、皮に含まれるポリフェノールには血液をサラサラにしてくれるほどの強い抗酸化力を持っているのだとか。

利尿効果をもち、身体の浮腫みの原因となる水分を排出する効能を持っています。
更には、夏に採れる野菜ということもあり、身体を冷やす効能も備えているので、体温が上昇せずに身体がのぼせる時に食べると、過度なのどの渇きを防ぐこともできます。

ただし、身体が冷えやすい(特に内蔵の冷え)方は食べ過ぎないように気を付けてくださいね。

青魚

イワシやアジなどの青魚に含まれるDHAとEPAも血液をサラサラにしてくれる効果があります。
特にEPAには血栓を作りにくくしてくれる効果があるので、動脈硬化予防にも繋がります。

イワシとアジは、薬膳の世界では身体を温めてくれる効果があるほか、イワシには気血を補い血の巡りも改善してくれるため、肩こり・疲れやすいという時にはオススメです。
またアジには、疲れやすく、元気や体力が不足しているときに気を補ってくれる効能を持っています。

ウコン(ターメリック)

カレー粉の中にも入っているウコン(ターメリック)には、血液の循環を促進してくれる効能を持っています。

胆汁の分泌量も促進してくれるため、肝機能を活発にして肝臓の病気予防や二日酔いの予防対策としても有効です。
また、胃液の分泌も促進してくれうため、消化や吸収を助けてくれます。

量を使いすぎると苦みが増すので、使い過ぎには気を付けてくださいね。

ニラ

ニラには代謝を高めてくれるモリブデンという酵素を含んだ食材です。
代謝が下がることで身体が消費するエネルギー量も減ってしまうため、ダイエットをしたいと考える方には代謝UPのためにも食べていただきたい食材です。

また、胃腸などを温めてくれるほか、巡りの滞りをスムーズにしてくれる効能を持っています。

そのままだと日保ちがあまりしない食材ですが、冷凍が可能なので常備することもお勧めです。

その他

水太りでお悩みの方は、「エビ」や「大豆」などを食べることで腎臓などの臓器機能を促進して、浮腫みの原因となる水分排出を促してくれます。

胃の機能が暴走して食べ過ぎてしまう方は、胃腸の働きを改善し排便を促してくれる「ほうれん草」「大根」「ごま」、そして身体にこもった熱を冷ましてくれる「昆布」「アスパラガス」「キュウリ」などがオススメです。

食べ物の消化がうまくできていないという方は、消化機能を促進させてくれる「ハト麦」「大豆」「ショウガ」と、体内に停滞してしまっている水分などを取り除いてくれる「里芋」「大根」「キャベツ」「セロリ」などがオススメです。

おすすめメニュー

上記のいろいろな食材をバランスよく組み合わせて料理をいくつか考えてみました。
※写真はイメージ写真です。

チヂミ

材料
◎メイン材料
「ニラ(巡り改善)」・「ナス(血液循環の向上)」・「豚肉(腎機能の向上)」

◎その他材料
小麦粉(大匙4くらい)・片栗粉(大匙2くらい)・鶏がらスープの素

<作り方>
(1)小麦粉と片栗粉、鶏がらスープの素を水で溶いて混ぜたチヂミ生地にカットしたニラ・ナス・豚肉を入れて、よく混ぜ合わせます。

(2)フライパンにごま油を入れて熱し、(1)を流し入れて焼きます。
周りに焼き色がついてきたらひっくり返し、裏側もしっかり焼いたら出来上がりです。

生地の中にターメリックが含まれるカレー粉と塩を加えてカレー風味にしてもおいしいかもしれませんね!
味が足りない場合は、酢醤油などのタレ付けて食べてくださいね。

冬瓜とほうれん草のスープ

材料
◎メイン材料
「冬瓜(体内の熱冷まし)」・「ほうれん草(便通改善)」・「わかめ(身体の熱さまし)」

◎その他材料
昆布だし(顆粒も可)・煎りごま・醤油・塩・酒

(1)鍋に昆布だしを鍋に入れ、少量の酒を入れて火にかけます。

(2)沸騰したところで冬瓜を入れて少し火を通した後、ほうれん草、わかめと順番に加えます。

(3)材料に火が通ったら塩・醤油で味を整え、煎りごまを手びねりをして入れたら出来上がり。

食物繊維が豊富なニラやキノコを加えると、低カロリーで腹持ちもよくなると思います!

まとめ

肥満にもいろいろなタイプがありますが、運動不足になりやすいという、今の状況かの場合、余分な水分を身体に溜め込んでしまっていることが多いと思います。
ですので、余分な水分を外に排出してあげることがダイエットの第一歩となる可能性が高いです。

とはいえ、運動をすることも大切です。
本当は、運動についてもこのブログに書こうと思っていたのですが・・・
記事が長くなりすぎてしまうので、後日アップします!

本当に6月1日から営業を再開できるのか微妙にも思えてきた今日この頃ではありますが、営業を再開できた際は、皆様の身体をしっかりほぐさせていただけると嬉しいです!

家で過ごす時間が長いために、骨がもろくなることも懸念されていますので、適度に日の光を浴びて、たまには光合成もしてくださいね!

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