こんにちは、クルームです🐳
「新規感染者数が前週を下回っている」そんなニュースもたびたび出ることはありますが、それでも新規感染者数は2万を超えています。
感染したことがある人でも、再感染が危惧されている以上、だれにでも感染のリスクは、自分のそばにあるということは忘れてはいけないと思うんです・・・。
新型コロナが流行り始めて、2年半以上経過していることもあり、対策の基本を忘れてしまっている方も多いように思えます。
改めて、再確認をしてみてはいかがでしょうか?
マスクには表と裏が存在します。
一般的な不織布マスクの場合、プリーツの向きで判断します。
写真だと分かりにくいかもしれませんが・・・、下の2枚の写真のうち、どちらが表かわかりますか?
答えは、下の画像が表。
開いたときに、プリーツが下を向いているものが表になります。
少しだけプリーツを分かりやすくすると、こんな感じ↓。
プリーツが下を向いていることで、ほこりなどが滑り落ちる仕組みになっています。
プリーツが上を向いていると、マスクにぶつかったほこりやウイルスを受け止めることになってしまうため、感染リスクは高まってしまいます。
一度身に付けたマスクを、裏表を間違えたからと、付け替えるのも言語道断!
外側にしていた面を内側に身に付けることになり、表面についたウィルスなどを吸い込むためにマスクを身に付けることになりますので、表裏を間違えて付けてしまった時は、新しいマスクを出して身に付けるようにしましょう。
マスクをつけている時の何気ない行動が、間違った付け方になってしまっている方が多いように感じています。
呼吸がしにくい、暑いからといって「鼻出し」「あご掛け」をしていませんか?
これは、両方とも感染リスクを高めるためのマスクの付け方です。
不織布マスクの場合、不織布に含まれるポリプロピレン素材が起こす静電気がウィルスなどを捕まえてくれます。
静電気の力だけで捕まえているので、ちょっとした風などの空気の流れや振動でウィルスなどは飛んでしまうことがあります。
ですので、正しくマスクを装着していない場合、呼吸によってマスク表面についたものを簡単に吸い込んでしまうんです。
これでは身を守るためにマスクを付けているはずなのに、自ら感染するために身に付けているのと同じことなんです。
暑くて呼吸がしにくくて仕方ないという時は、周りに人がいない状況下であれば、完全にマスクを外した方がベストなんです。
「今までこのようなことをしていても感染しなかったから大丈夫!」と思う方もいるでしょう・・・。
しかし、それは今までウイルスが運よくマスクに付着していなかっただけにすぎません。
感染者が増えるということは、マスクにウイルスが付着するリスクが高まります。
ですので、今まで大丈夫だったから、、、と考えず、正しく身に付けた方が感染リスクを抑えることができますよ。
人がいる時はどうすればいいか・・・?ということになりますが、人が少ないところに移動してから外すなど、状況を判断して行動していただければいいかなと思います。
ちなみに、私は暑かろうが息苦しかろうが、絶対に身に付けています。
店内にお客様がいる時は、マスクを外すことは一切ありません。
施術後どんなに喉が渇いていても、絶対に外して何かを飲むこともしていません。
これは、自分の身を守るというよりも、お客様を守るという意味合いが強いですが・・・。
アルコールで除菌ができることは、皆さんもご存知ですよね。
では、どのタイミングで除菌ができるのかはご存知でしょうか?
ただアルコールを手に付けるだけでは意味が無い・・・これがヒントです。
アルコールが飛ぶ(乾く)タイミングで、ウィルスの膜が破壊されるために除菌ができます。
ですので、十分な量のアルコールを手に取り、手のひら・指の間・手の甲・手首までしっかりと揉みこみながら乾かすことで、意味のあるアルコール除菌ができます。
少量のアルコールでは、しっかりと揉みこむこともできませんよね。
そして、アルコールを付けるだけだったり、ハンカチなどで拭いてしまっては、除菌は全くできていません。
ドアノブなどのモノをアルコールで除菌する場合は、スプレータイプのアルコールを吹きかけて10~30秒ほど置いてから、アルコールを吹きかけた布で拭くと効果があります。
手の除菌と同じで、スプレー後すぐに拭き取っても意味がありませんので、ご注意くださいませ。
また、濡れた手にアルコールを吹きかける、水で濡らした布で拭き取ることも無意味です。
これはアルコール濃度を下げてしまうことになり、除菌効果は全くもって無くなります。
「今さらになって、何でこんなことを書いているんだ?」と思われた方もいらっしゃるかもしれません。
ご来店いただくお客様、そして街を歩いている人を見ていて、気になることが多いんですよね・・・。
時間が経つにつれ間違いに気付く人が減ることは無く、むしろ増えているようにも感じるくらい。
そして、先日、上腕と指が痛くて整形外科に行き、待合室で待っている時のこと・・・。
目の前がアルコール設置の場所だったので、観察をしていたところ、あまりにも酷い状況だったので、このままじゃいけないな。。。と思ったんです。
ちなみに一番酷かったのは、、、アルコールを両手それぞれに吹きかけ、両手の手のひらを軽くこすり合わせたと思ったらハンカチで拭き取る、、、という方がいらっしゃいました。
今回のこの記事を読んでいただいて、コロナ対策をしっかりしていると思っていても、実際は全くできていないなと感じた方も多いのではないでしょうか?
今更の内容ですが、今だからこそ再確認をしてそれぞれの意識を高める必要があると思います。
アルコールもマスクもパフォーマンスではなく、自身の身を守るべき必要なアイテムです。
そして、自分を守ることが周りの人を守る事にも繋がるということを、改めて感じていただければ幸いです。