こんにちは、クルームです。
今回は身体に溜まってしまう老廃物に注目したお話をしていこうと思います。
老廃物が体内に溜まって固まってしまうことで、肩こりや手足の冷えなど身体を疲れさせてしまいます。
老廃物をため込まないことが理想ですが、それは正直、難しいこと。
老廃物が何なのか、そしてどのように体外へと出せばいいのかなどをお伝えできればと思っています!
人間は摂取した食物からエネルギーを作っています。
そのエネルギーを作る工程で残るカスや、食品などに含まれる添加物や空気中に舞う有害物質など、身体にとって不要なものの総称です。
この有害物質の中には、ヒ素やカドミウム・銀・鉛といった金属なんかも含まれているそうです。
どれも自然環境中に含まれている金属であるため、どうしても農畜水産物に蓄積されてしまうんだとか。
そんな食品を食す人間も、もちろん蓄積されてしまうんですね。
食物連鎖なので、体内にこういった毒素が入ってしまうことは仕方がないこと。
どうしても体内に入ってしまうものは、溜め込まずに外に出してしまえばいいんです!
この老廃物は身体中をめぐる血液(静脈)やリンパ液によって運ばれ、呼吸や尿、汗などによって排出されています。
静脈に流れる血液やリンパ液はゆっくりとしたスピードで流れています。
スピードがゆっくりなので、老廃物を流すためには水分が必要になってきます。
ホースで水を流すことをイメージしていただくと分かりやすいかもしれないですね。
水がドロドロしていたら詰まりやすく、さらさらした水分だとキレイに流れてくれるのと同じような感じです。
老廃物として出てくる水分のうち9割が静脈へ。
残りの1割がリンパへと流れます。
ですので、水分が不足してしまうことが、どのような影響を及ぼすのかも想像がつきますよね^^;
そして血液には心臓という全身へ血液を送り出すポンプの機能を持つ臓器がありますが、リンパにはそのような臓器はなく、筋肉の伸縮活動による刺激によって動いてくれるんです。
とはいえ、仕事中は自由に動き回る事なんてできないですよね。
座りっぱなし、立ちっぱなし、動いていても同じ動きしかしない・・・というような毎日を繰り返していると、リンパを流すどころか筋肉も固まり、筋肉が固まってしまえば、動かしたくても動きにくくなってしまという負の連鎖が続くことになります。
その結果、身体中のいたるところに老廃物が溜まって、肩こりや浮腫みといった疲れの症状が現れてしまいます。
また、体内にはいたるところにリンパ節というものがあり、細菌などをカットしてくれるフィルターの働きもしているので、リンパが詰まってしまうと最近も身体へ侵入しやすくなってしまいます。
身体中に巡っている静脈やリンパですが、一番ほぐしてほしい場所があります。
それは脚。
「第2の心臓」とも呼ばれる「ふくらはぎ」をしっかりとほぐしていただきたいんです!!!
第2の心臓と呼ばれる所以は、心臓のようにポンプの役割を担ってくれているから。
こぶし程度の大きさの心臓だけでは、全身に血液を巡らせるには力がちょっと弱いんです・・・。
そして、負担もかかってしまいます。
ちなみに老廃物は重力の影響で下に下にと落ちやすいため、ふくらはぎのポンプ作用を強化させてあげないと、下に落ちてしまった老廃物を身体の上部へ持ち上げることも難しくなってしまいます。
老廃物が流れきれずに身体にためてしまうと、コリが生まれます。
足裏のマッサージをした際の「ゴリゴリ」、膝の横にできてしまっているコブ、わきの下にある固いコブ、筋トレをした覚えもないのに何故か存在する太ももの盛り上がり。。。
それらは「老廃物の固まり」なんです。
そんな老廃物を新たに作らないためにも、しっかりとふくらはぎをほぐしてあげましょう^^
1.肘を伸ばした状態で壁に両手をつき、右足を前、左足を後ろにずらして立ちます。
この時、両足の踵が床から離れないようにしてくださいね★
2.肘を曲げ身体を前に倒してふくらはぎを伸ばして20秒ほどキープ。
この時も踵は床に付けたままで!!
ふくらはぎの中央付近が伸びている感じがしていればOKです。
3.左右の足を入れ替え、同じようにらはぎを伸ばしてください。
1.片足を伸ばして床に座ります。
2.タオルを伸ばしている脚の足の裏へ掛けます。
3.つま先を手前に引き、ふくらはぎを伸ばします。
この時、手で引っ張ると余計な力を使うだけなので、身体を後ろに倒しながら引っ張るのがおすすめです^^
4.逆の足も同じように伸ばします。
※身体が柔らかい方は、タオルを使わずに足の裏に手を引っかけて引っ張ってもOKです♪
ここからは番外編
5.足の甲に手を置き、そのまま状態を倒し、太ももの裏側を伸ばします。
太ももの裏側には疲労をしやすくて固まりやすい「ハムストリングス」があります。
ハムストリングスは3つの筋肉の総称なのですが。。。まぁ、それは関係ないので覚えなくていいです 笑
6.写真のように足をつかみます。
7.足首をもう片方の手で固定をし、足首を大きく回転させます。
前側への回転、後ろ側への回転各10回ずつが目安です。
足首には詰まりやすいリンパ節があります。
足先の冷え予防にも繋がるほか、足の浮腫みによってくるぶしが見えなくなることも防げますよ♪
1.片方の足をまっすぐに伸ばし、もう片方の足は立てて座ります。
まっすぐに伸ばした足のふくらはぎの下にフォームローラーを置きます。
手は肩幅に開いて後ろについてください。
2.腰を上げ、ふくらはぎに圧をかけます。
足首から膝裏の手前までの間をゴロゴロと転がせるように身体を前後に動かします。
手の力だけで動かそうとすると無駄に疲れるので、曲げている脚の力を使うのがポイント!
3.足を入れ替え、逆での足もほぐします。
ふくらはぎに強い痛みを感じで動かせない方は、お尻をついた状態のままで構わないので、左右に足をずらすように動かし、筋肉を柔らかくしてあげてください。
痛みを感じないようになったら、転がすステップに進んでください★
このほかにも、オイルマッサージをするという方法もあります。
リンパを流すために有効ではあるのですが、私自身、セルフのリンパマッサージはあまりやっていません・・・^^;
手の力を最大限に使うことになり、疲れてしまうので。。。
そして、ふくらはぎをほぐすというのは必要最低限のことです。
血液もリンパも全身をめぐっているため、巡りの滞りは全身のケアが必要になります。
ご自身でのケアだけでは行き届かないところまでケアしてほぐすには、他人の手を借りることが一番早い方法です。
力を入れていない・筋トレをしていないのに、ふくらはぎに弾力が無いという方は、オイルフットマッサージで足元を表面からアプローチをしたあとに、タイ古式マッサージで全身をしっかりとほぐしてあげる事をおすすめします。
当サロンのメニューでいうと、オイルフットマッサージ+タイ古式マッサージのセットメニューです。
ふくらはぎが硬いほど、オイルフットマッサージもタイ古式マッサージも長い時間受けていただくことが望ましいです。
そうなると「オイルフットマッサージ60分+タイ古式マッサージ100分」です。
しかし、施術だけで160分間という長時間。
そこまでの時間を作るのが難しいな。。。という方は、「オイルフットマッサージ40分+タイ古式マッサージ100分」のコースがおすすめです。
オイルフットマッサージをせずにタイ古式マッサージだけでどうにかしたいとお考えの方は、「タイ古式マッサージ120分」もしくは「タイ古式マッサージ150分」がおすすめです。
タイ古式マッサージ60分・90分のどちらも全身をほぐしますが、足元をしっかりとほぐすだけでも、場合によっては60分以上かかる事もあります。
ですので、下半身・上半身ともにしっかりほぐすには120分以上のお時間で考えていただいただければと思います。
全身の巡りを改善することが、細菌などを身体に侵入させない手段の一つです。
疲れを癒すだけではなく健康のためにも、ぜひ当サロンをご利用くださいませ♪
皆様のお越しを心よりお待ちしております。
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